サブプライム後の新資産運用―10年後に幸せになる新金融リテラシーの実践



サブプライム後の新資産運用―10年後に幸せになる新金融リテラシーの実践

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異彩を放ち光り輝く!
これは本当にリーマンショック前に書かれたものだろうか?
この手の本にはクズ本が多いのだが、この本だけは異彩を放っている。
中原氏は「お金は銀行に預けるな」とは正反対の考えを持ち、
今までの国際分散投資には否定的な立場を取っている。
いちばん大事なのは世界経済=アメリカ経済の予測に重点を置くことで、
そのうえで新しい国際分散投資のかたちを提案している。
初心者でも理解できる説明も好感が持てる。投資本のなかでは間違いなくNO1だろう。


高度な資産運用、でもわかりやすかったです。
とてもわかりやすく丁寧に書いてあったので、知識のない私でも読みやすかったです。
掲載されているデータも納得のいくものが多く、こういった本にありがちな根拠のない意見はあまり見あたりませんでした。
多くの人が認めているよう、わかりやすいだけでなくリーマンショックでも損しない高度な資産運用を学べました。
やっぱり中原さんが一番、もう浮気はしません。


投資は自己責任
著者を天才とするレビューが目に付く。サブプライム問題を予測して影響が無かったとある。
外貨保有部分では外貨預金をメーンに出して、他に外貨MMFのメリットや FX取引きのばくち性を論じている。
外貨投資を経験して損得を勘定していると税制問題などに突き当たる。投資家は当然外貨預金についても見当・検証して判断するべきである。
本書には外貨預金のリスクヘッジとして満期の円転や外貨乗り換えがある、これはサブプライム問題(急激円高)を予測でもしないと相当難度が高い。

「捉利」とは、元を辿れば人の歩みを捉えることかもしれない!
非常に有効な書籍でした。

激変するグローバル社会の中で、
様々な資産運用ツールは、金融工学だけで予測することは
ほぼ不可能な時期です。
無論、ミクロ部分ではいつの時代でも読めませんが・・・。
現在はマクロ的に大きな変革期だと考えられます。
と言っても、金融工学を無視することもできません。
それにプラスした社会全体の見方として、
「歴史学」「哲学」「心理学」等を混ぜ合わているのでしょう。
作者が言う「捉利」とは、元を辿れば
人の歩みを捉えることを意味しているのかもしれません。

本書を参考に、グローバール経済の動向を
少しでも読める目を鍛えたいと思います。

天才による究極の対策本
ほかのレビューも書いているよう、これは天才が書いた究極の対策本だと思う。
事実だけを書き連ねている本や不安を煽っている本とは一線を画し、
2008年から2009年にかけての金融危機にも動じない方法は剋目すべきだ。

日本経済への政策提案も誰もが気付きにくい切り口から正論を述べていて新鮮で衝撃的だ。
著者が財務省か経産省のトップにでもなれば日本に少しは明るい未来が見えてくるかも。




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